進化の法則を知れば先が読める

文化文明も、それ以外の全て、生物無生物にかかわらず、つまり、有形無形にもかかわらず、進化するものだと、私は考えている。 そこで、今回、特に、無形の文化文明の進化を提示したいと思い、この本を描き上げた。

第十二章: ネット(通信)中心の文化文明 (その三)

[楽天ユニクロ]
楽天は、英語を社内共通語とすると宣言した。ユニクロに至っては、いずれ世界同一賃金にすると発表した。アマゾンは、全世界でネット通販を展開する。FacebookなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス:social networking service)は、世界中からの国境を越えて友達を誘い合う。
[国の壁の崩壊]
これによって、ベルリンの壁が壊されたように、国の壁が壊されて、当たり前のこととして、人材採用と、人事異動が、世界規模へと拡大する。人、もの、金の動きが、グローバル化する。
[課税はどうなる]
気になるのが、国単位で課税されている税金がどうなるかということである。私は、アマゾンを利用しているが、アマゾンに支払った消費税は、どうなっているのだろうか。いな、そもそも消費税を払っているのだろうか。
[国連への期待]
今後、ネットがさらに世界的に普及すれば、税金や社会保障や法律などなど、義務と権利の問題が、大きく浮上してくるだろう。となれば、国連への期待が今後大きく高まるのではないだろうか。

国連の正体

国連の正体

新わかりやすい国連の活動と世界

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