進化の法則を知れば先が読める

文化文明も、それ以外の全て、生物無生物にかかわらず、つまり、有形無形にもかかわらず、進化するものだと、私は考えている。 そこで、今回、特に、無形の文化文明の進化を提示したいと思い、この本を描き上げた。

第十二章: ネット(通信)中心の文化文明 (その六)

[集合知というアゴラ]
集合知というアゴラ(古代ギリシアの国家における民会の開催場所)を形成する者・組織(例えば、ヤフー、TwitterFacebook、少し違うがアマゾン、規模が小さいが、日本では、楽天cookpadなど)が、今後ますます主役の座につき、さらなる王座を狙う存在となる。
[Web1.0と2.0]
一時、Web2.0という言葉が盛んに用いられた。ネット世界(Web世界)の進化は、Web 1.0は(観客として)「見る」だけの世界。Web 2.0は(舞台に立って演じる演技者として)「使う」世界。
[Web 3.0]
Web 3.0は(観客であり、演技者であり、演出家であり)「作る、自由に加工する」世界、共有化されたデータベースを駆使して自分世界を実現できるインタラクティブ(Interactive:双方向的)な世界である。
[One for All, All for One]
ネットの普及によって、グローバリゼーション(普遍化)とパーソナライゼーション(個人化)とが、同時並行に進行している。一人がすべてのために、全てが一人のために。"One for All, All for One”

Web3.0への会議

Web3.0への会議

次世代Web―Web3.0概説

次世代Web―Web3.0概説

神々の「Web3.0」 (光文社ペーパーバックス)

神々の「Web3.0」 (光文社ペーパーバックス)

  • 作者:小林雅一
  • 発売日: 2008/08/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代

ウェブ3.0型社会 リアルとネット、歩み寄る時代

  • 作者:神田 敏晶
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)