進化の法則を知れば先が読める

文化文明も、それ以外の全て、生物無生物にかかわらず、つまり、有形無形にもかかわらず、進化するものだと、私は考えている。 そこで、今回、特に、無形の文化文明の進化を提示したいと思い、この本を描き上げた。

2020-12-14から1日間の記事一覧

第六章:働き・作用から見れば、生態系、散逸構造 (その七)

[生存環境の前進] 生存環境は、定常的な変化しないものではなく、進化論がいうように、変異を受け入れて、徐々に変化していく。 大きな視点から言えば、海だけだった生存域は、陸地が生存可能になって、水陸を行き来する、水辺の両生類が、進化的に主役へと…

第六章:働き・作用から見れば、生態系、散逸構造 (その六)

[共進化] “共進化”とは、一つの生物学的要因の変化が引き金となって、別のそれに関連する生物学的要因が変化すること、である。持ちつ持たれつの相互環境的関係ならば、相手が変化すれば、こちらも自動的に変化せざるを得ない。一方的影響は有り得ない。 [縁…