[メディアとは]
なお、”メディア”とは、「情報」が、送り手から受け手に届くまでに経由する、途中に介在する「道具や手段」を指し示す。例えば、音楽を歌手から聞き手に送り届ける手段として、ラジオ、CD、テレビ、あるいは、マイクなどがあり、それらをメディアと呼ぶ。送り手の意思を伝える手紙もメディアである。
ところが、日本では、メディアは、どちらかと言えば、情報発信機関(新聞、テレビ局、ラジオ局など)を指すことのほうが多い。つまり、意味、示す範囲が限定されている、特殊化されている。
[身体(知)の外化の例示]
身体(特に知)の外化の一つの例示をし、それと同時に、情報の受発信の手段の変遷を示したい。
声⇒手紙・紙⇒固定電話⇒携帯電話⇒スマートフォン⇒ネットワーク端末(操作基地:屋外=スマートフォン/屋内=PC的テレビ:情報はクラウドに置いておく)。
もちろん、もっともっと細分化すれば、手旗信号とか、モールス信号などの表現内容を含めたりもできるだろう。ここでは主流的な手段に限定した。