進化の法則を知れば先が読める

文化文明も、それ以外の全て、生物無生物にかかわらず、つまり、有形無形にもかかわらず、進化するものだと、私は考えている。 そこで、今回、特に、無形の文化文明の進化を提示したいと思い、この本を描き上げた。

第四章:環境とその影響下の主体の変化 (その四)

[生物分類]
生物進化は多様化という方向に進む。次に進む前に、生物進化によって生み出された生物全体を体系づけている生物分類を説明したい。生物分類は、界、門、網、目、科、属、種の7段階で行われる。上から段々と細かな違い(差異)によって分類分けをする。例えば、界は、動物界、植物界、モネラ界と大きく三分類されている。ちなみに、次の門では、生物全体をおよそ100の門に分類されている。なお、人は、動物界、脊索動物門、哺乳綱、サル目、ヒト科、ヒト属、ヒト種である。
[ガラパゴス]
進化論で有名になったガラパゴス島をご存知だろう。そこは、他の大陸と隔絶されているために、その島限定という独自の進化を遂げた動植物が数多く生息する島で、進化論にとって宝島のような存在ある。一つの超巨大大陸が幾つもの大陸へと分裂することは、それの巨大版である。大きな環境変化は、大きな進化を促す。
生物の進化 大図鑑
生物はウイルスが進化させた 巨大ウイルスが語る新たな生命像 (ブルーバックス)
社会はどう進化するのか――進化生物学が拓く新しい世界観
生物はなぜ誕生したのか 生命の起源と進化の最新科学 (河出文庫)
生物の進化大事典